🗞️元記事:[2025年12月9日 NISA つみたて投資枠 年齢制限撤廃などで最終調整 政府・与党]より
https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10014999011000
✏️このブログは、実は知らないままにしていたことを、自分の“知っている”にするためのブログです。一緒にこっそり教養を底上げしていきましょう。
※本記事の掲載内容は、自分の理解のためにやさしく整理したものです。特定の投資や行動をすすめるものではありません。
今回のニュースをやさしい言葉にすると?
- 政府・与党が、NISAの「つみたて投資枠」にかぎって年齢制限をなくし、未成年でも利用できるようにする最終調整に入ったニュースだよ。
- 背景には、子どもの進学や将来に向けた早い時期からの資産形成ニーズが高まっていることがあるんだ。
- 世の中が注目しているのは「未成年がどこまで投資できるのか」「親の収入による格差が広がらないしくみになっているか」だよ。
じゃあ丁寧に見ていこう
まず「NISAのつみたて投資枠」ってなに?
NISA(ニーサ)は、投資で得た利益に税金がかからなくなる非課税(もうけに税金がかからない仕組み)制度なんだよ。
その中でも「つみたて投資枠」は、“長い時間をかけてコツコツお金を増やす”ことを目的に作られた枠なんだ。買えるのは投資信託(みんなから集めたお金をまとめて運用する金融商品)だけで、毎月少しずつ積み立てるのに向いているよ。
これまでは「18歳以上」だけが利用できたんだけど、今回の案ではこの部分を撤廃して、0歳からでも積み立てをスタートできるようにしようとしているんだ。
関連キーワードもざっくり整理しよう
・未成年口座:18歳未満の子ども名義で作る投資口座のこと。今回の案では、新しい“つみたて専用の未成年NISA”に近い仕組みになるんだ。
・年間上限額60万円:今の大人の年間上限は120万円だけど、未成年は格差を小さくするために半分の60万円に設定しようとしているよ。
・保有上限600万円:積み立てて非課税で持てる総額の上限だよ。長期でコツコツ貯めるとこの額に近づいていくイメージだね。
・払い出し12歳以上+子どもの同意:積み立てたお金は自由に引き出せるわけじゃなくて、最低でも12歳以上で、子ども本人が納得している必要があるんだ。
今回のニュースでは、実際に何が起きたの?
政府・与党は「子どもの将来の教育費や生活のスタート資金を早めに準備したい」という家庭の声を受けて、未成年でもNISAを使えるようにしようとしているんだよ。
もともとは「18歳以上」しか投資できなかったけれど、今回の調整案では
– 年齢制限を撤廃(0〜17歳も利用可)
– その代わり、年間の積み立て上限は大人より低く60万円
– 保有上限は600万円
– 引き出すには12歳以上+子どもの同意が必要
というかたちで、“使いやすさ”と“慎重さ”のバランスをとろうとしているんだ。
つまり、「子どもの将来のために早くから積み立てたいけれど、大きく差がつく仕組みにはしたくない」という考え方が反映されているんだね。
私たちの生活にはどう関わる?
良い影響が出るかもしれないこと
- 子どもが早い段階から資産形成を始められるので、「18歳になったときにまとまった資金がある」という安心感につながるよ。
- 教育費を計画的に準備しやすくなり、大学進学などの負担を分散できる可能性があるんだ。
気をつけたいところ(悪い影響の面)
- 年間上限額は60万円なので、無理に積み立てようとすると家計に負担がかかることもあるよ。
- 投資なので、値下がりする可能性もある。子どもの将来資金だからこそ、焦らず長期目線で考える必要があるね。
つまりは…どう付き合えばいい?
- 「投資=危ない」ではなく、「長く時間をかけて育てる貯金のような仕組み」としてつみたて枠を理解するといいよ。
- 未成年でも利用できるようになれば、家庭によって「どのくらい積み立てる?」「教育費とのバランスは?」を話し合う良いきっかけになるね。
今日のまとめ
- 政府・与党は、NISAのつみたて投資枠にかぎって未成年の利用を認める方向で最終調整しているよ。
- 年間上限60万円、総額600万円、払い出しは12歳以上といった“慎重なルール”がセットになっているんだ。
- 家計としては、教育費づくりの選択肢が増えることになり、将来へそなえの幅が広がりそうだよ。
この次もまた一緒に学びましょう!



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